ESP32ラジコン進化系(ハード編) ― 2020年11月12日 20:29
前回の記事で最低限の機能は実現できたが、実用レベルにはほど遠い。
サーボのニュートラルや舵角調整、反転、そしてその結果の永続化は必須機能だ。当初はWiFi接続してスマホかタブレットからリッチなUIで調整操作することを目論んだが、流石にBTとWiFi両方のライブラリを組み込むとフラッシュメモリが足りなかったので諦めた。
そこでPS3コントローラのボタン操作で簡単に調整操作する方法を考えた。右の4つのボタンで機能を選択、左の十字ボタンで増減を指定、セレクトボタンを押す毎にチャンネルが切り替わると。しかし、画面がない状態で操作するのは心もとないので、ブザーでクリック音を出すと同時に、PS3コントローラやESP32でLEDを光らせたり実際にサーボを動作させて、操作に対する反応を視聴覚的に返すようにする。
折角LEDを制御するなら、車のヘッドライトやウインカーを見立ててLED操作出来るようにしよう。6系統の制御を可能とするが、LEDの数はその倍必要。ペアのLEDは直列接続で良いのかな?
更にラジコンはバッテリ使用となるので、バッテリ切れが心配だ。そこで、ESP32とPS3コントローラ両方の電源監視機能も加える。PS3コントローラには元々電源監視機能が備わっているのでイベントを拾うだけで済むが、ESP32では電源が6Vなので、10kΩの抵抗を2つ使って半分に分圧してADCで監視すれば良い。
6サーボの内幾つかはESCを使用する予定なので、実際には7.4VのリポバッテリからESCのBECで6Vが供給される事になる。ESCにも電源監視機能がありモーターは停止するので、サーボをニュートラルに戻すだけで良いかな。ESCが先に停止する様に限界電圧を調整しよう。ESP32が動作不安定にならない程度で。
これでほぼ実用レベルになるだろう。これら全てを実現するための配線がこれ。
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